外資系サービス業 A社様2020年02月27日
楽しい時間を共有すれば
自然とコミュニケーションが生まれる
外資系サービス業
総務部
グループ会社と言えど、元々は違うカルチャーを持つ別会社。
それを一つにまとめていくのは容易ではありません。
まずは、コミュニケーションから、と始まったさまざまな施策。
その一つとして、参加者みんなが楽しめるクリスマスパーティを企画させていただきました。
「個々に動いていたグループ会社が今、少しずつ交流を始め、
変わり始めている」
―― グループ合同のクリスマスパーティは以前から行なっていたのですか?
元々は、各社がそれぞれに行なっていました。グループ会社と言っても、数年前まで別々のビルに
おりましたし、積極的に交流をしているわけではなかったので。
それが、一つのビルにまとまることになって、そこから意識してコミュニケーションを
取っていくようになりました。
全体会議があったり、グループ合同でのイベントを行なったり。
その一環として、クリスマスパーティも合同でやろう、となったわけです。
―― 日本の企業はクリスマスパーティを行なう習慣があまり ないようですが、外資系企業では恒例イベントなんですか?
そうですね。まぁ、言ってみれば、日本企業でよくやる忘年会のようなものです。決定的に違うのは、働いている人たちの家族も一緒に参加することですね。
海外では、家族の支えがあってこそ仕事に打ち込めるという考えが当たり前に定着していますので、クリスマスパーティに限らず、家族を招く会社のイベントや行事はありますね。
たとえばオープンオフィスのような、家族が会社見学に来るような試みも、今後はやっていきたいなと考えています。
夏休みシーズンなら子どもたちも参加できますし、お父さんやお母さんが働く姿は子どもたちとっても貴重なショットでしょう。
子どもたちの年齢に合わせて、オフィスで遊んだり、仕事を見学したり、実際に体験してみたりするのもいいかもしれません。うん、これは実現していきたいですね。
―― その際はぜひ、弊社にお手伝いさせてください(笑)。
「楽しすぎてハプニング!? 全員参加でさらに楽しいパーティに」
―― 実際に、合同でクリスマスパーティをしてみて、率直な印象はいかがでしたか?
全体としてはとてもいいパーティになったと思います。例年より参加者も多かったですし、
皆さんに楽しんでいただけたのではと思っています。ただ、中々、全員が同じように楽しめるというのは難しくて。
そもそも、外資系の社員は個性豊かな人が多いですし、趣味や嗜好にもこだわりがありますから。
それに加えて、長く日本企業に勤めていて転職して来た人も多く、そういった人にとっては、
外資系のノリは馴染めないというか(笑)。
少しカルチャーの違うところがあるので、パーティの話だけじゃなく、仕事の面でも戸惑うことは
あると思います。
そういう会社それぞれに違う風土や、外資系と日本企業でのカルチャーの違いなど、いろいろなカラーが交流することで少しずつ交じり合って、溶け合って、そのうちひとつになったら、それが、うち独自のオリジナルカラーになるのでは、と期待しています。
―― パーティの中で印象に残ったアイデアなどは
ありましたか?
カクテルパフォーマンスがすごくよかったです。みんな視線が釘付けでしたが、ブランドカラーを使ったオリジナルカクテルというアイデアも好評でした。
子どもたちも一番前に陣取って、じーっと熱心に見つめていましたね。ただ、一つ困ったことがありまして。色鮮やかなカクテルがおいしそうに見えたんでしょう。
子どもたちが「飲みたい!」と言い出しまして。さすがに、お酒を飲ませるわけにはいかないので、急遽、ジュースなどでカクテルもどきを作りました。
でも、それほど楽しんでくれたのだと思えば、大成功です。
―― 反省点や改善のポイントなどはありますか。
更に、ということなら、全員が参加できて盛り上がれる10分くらいのアイデアがあるといいですね。今回、新しい社名ロゴを宝探しの要領で見つけていくプログラムを行ないましたが、そうした参加型のアイデアをもっといろいろと考えていきたいです。
新ブランドの認知促進という目的もあったので、漠然と楽しいだけでなく、
次回もちゃんと意味を持ったものにしていきたいです。
そのうえで、参加者が「来てよかった」と言ってくれるような、パーティにしていきたいです。
「グループ間の理解と交流を深める 冴えたアイデアでバックアップしてほしい」
―― 今後、弊社に期待することがあったら教えてください。
今後は更にグループ間の交流を深めていくことで、さまざまな相乗効果を期待しています。そのためのお手伝いを、
引き続きお願いしたいですね。
クリスマスパーティのようなイベントだけでなく、研修やボランティア活動、先ほど話に出たオープンオフィスなどもやっていきたいので、いろいろとアイデアをいただけたらありがたいです。
現場で働く一人ひとりが楽しんでくれることが仕事へのエネルギーにもなりますし、
グループ間の円滑なコミュニケーションにもつながります。それぞれの理解が深まるような企画なら即採用です(笑)。楽しみにお待ちしています。